こんにちは。
いかす屋さんです。
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7月のいかす屋さん日記
なんと、楽しみにしていた屋外ワークショップを、まさかの体調不良で延期にしてしまうハプニングがありました(涙)。
▼活動一覧
北長瀬みんなの遊び場 ペンキ塗りワークショップ | ※いかす屋さん一家の体調不良により、 7月13日から8月10日へ延期になりました |
倉敷環境学習センター登録団体事業 「保冷剤が大活躍☆我が家用のクールバンドをつくろう」 ワークショップ | 7月26日(金) 10:00~12:00 倉敷環境学習センター エコライブラリーにて 主催 倉敷女性活躍研究会 倉敷環境学習センター |
ワークショップ開催☆「保冷剤が大活躍☆我が家用のクールバンドをつくろう」 倉敷環境学習センター登録団体事業
2024.3月に引き続き、倉敷環境学習センター登録団体である倉敷女性活躍研究会さんから講師として呼んでいただきました。
今回は、心強いことにダブル講師です。
倉敷女性活躍研究会代表の奥野さんの、「暑くても暑くなくても、どこにでもつかえるクールバンドがほしい~」というお話からはじまった、オリジナルクールバンド企画。
二種類のレシピを、ダブル講師を引き受けてくださった、cotton・紅椿さんが提供してくださいました。感謝!!
夏休み中でもあり、小中学生と保護者のかたに来てもらい、なおかつどちらも楽しめるようにしてみました~。
二種類のクールバンドレシピは、難易度がちょっと違うんです。
ゴム付きで、ランチボックスにつかったり、腕や足をクールダウンしたいときにもつかえるタイプは、ちょっと手数が多めのレシピでした。
つくってくれた保護者さんも、時に「あれ?」と首を傾げつつ・・・。
でも、難しくはないので、最後には「こうなるのか!」と言いながらつくりあげてくれました。
「つくる」から生まれる会話が楽しい
今回、紅椿さんが講師として立ってくださったおかげで盛り上がったのが、裁縫道具のまめ知識の話。
ワークショップにつかうために紅椿さんが用意してくれたのは、「糸を通さなくていい針」でした。
針穴が、穴ではなくて隙間が空いているので、そこに糸を「押し込む」ようにすれば、糸が通せてしまうんです。
ほかにも、実はよく知らないままでいた「指ぬきの使い方」や、「手縫い針の針の長さって?」など、まめ知識はつきません。
ワークショップではじめて会う参加者、講師、施設スタッフさんが、そんな「へぇ!」なまめ知識ですっかり打ち解けてしまうんです。
これが楽しいんだよなぁ。
「つくられたもの」から生まれるものが、また愛しい
しつこいですが、ダブル講師の紅椿さん。
普段は、環境にやさしい素材で糸を染色して販売をしているんですが、かなりの手しごと好き。
染め物はお手の物だし、刺し子やダーニングも難なくこなします。
そんな紅椿さんが、ワークショップ用に用意してくれたもののひとつに、「針山」がありました。
この針山の布地・・・。
ひとつひとつ、違う刺し子模様でつくられているんです!
これを、嬉々として量産する紅椿さん。ツワモノです。
紅椿さんは、倉敷女性活躍研究会さんのご縁で、前回3月のワークショップに参加してくださったんですが、たくさんの知識と確かな技術で、いま現在、手しごと部にも参加してくださっています♪
紅椿さんが気になるかた、ぜひ手しごと部をのぞいてください☆
この刺し子を見つけた参加者の小学生が、つくったクールバンドにさっそく刺し子を試してくれていたようすが見られたのも、このワークショップを開催することでもらえたご褒美です。
ワークショップでつたえたいこと
ワークショップの講師をやってみる!と取り組んでみて、あらためて見えてきたのが、
「おうちでもう一度つくってみてほしい」
「日常生活に『つくる』がもっと身近になってほしい」
という思いでした。
ほしい!と思ったら、「つくれないかな?」と考えてみるだけでもいい。
なので、いかす屋さんのワークショップは、「おしゃれなことよりも、つかえること」、「上手につくるより、簡単で自分でもつくれること」を大事につたえていきたいなと思っています。
「つくってみる」、「やってみる」
それは、大人にこそ必要なものなのかもしれないなと、自分を振り返って感じているいかす屋さんです。
「つくる」から「買う」
余談ですが、「つくる」がわかってはじめて「買う」に向きあえるのかなぁとつれづれに思うようになりました。
「ほしいものを自分でつくる」をやってみてはじめて、その労力に気がつく。
だから、「もの」に「それをつくった誰かの労力が見える」のかな、と。
いかす屋さんは、ものに値段をつけるのが苦手です。
ものの向こうにどんな労力があるか、いかす屋さんは分からないことも多いですし、お金って、自分たちが思うより共通認識でつかわれていないなぁと思うからです。
なので、ものの交換会は、ものには値段をつけません。
あくまで、活動として目に見えるものを感じてもらえたとしたら、そこに寄付という形でお金を出してください、としています。
つくられたものに、誰かの労力が見えてはじめて、それが「高すぎないか、安すぎないか」、正規の値段とは・・・なんて考えられるのかなぁ。
たとえば、フェアトレード。
フェアとは・・・。
余談でした。
「あるものをいかす」を合言葉に、ものと自分とひとをいかす場所づくり、活動を目指しています。
手元にあるものを、知恵や工夫、得意なことをいかしてつかい切るって、案外難しくて、でも楽しいんです。
仕事も家事も子育ても中途半場な気がして、なんとなく感じていた不安や「このままでいいのかな」という焦り、先が見えない心配が、頭や手を動かしていたら、充実感や達成感に変わっていました。
「できた!」を重ねて、生活のあちこちに「可能性が見つけられる」ようになると、いつのまにか毎日がわくわくでいっぱいに♪
身につけた知恵は子どもたちにプレゼントしつつ、少しでも生きやすい未来の役に立てたらいいなぁと思います。
以上、7月のご報告でした。
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