知ればぐっと幅が広がる、便利な波釘のお話♪
こんにちは。
あおましいろです。
お久しぶりにDIYのお話。
みなさま、波釘(なみくぎ)ってご存知ですか?
使い方を覚えるととても便利な波釘
波釘とは
こちらが波釘。
名前のとおり、なみなみと波打った形の釘で、主に板と板をつなぐときにつかわれるもの。
波釘のサイズは、足場板という大きなものをつなぐためのものから、あおましいろのようなナンチャッテDIYerがお手軽につかえるサイズのものまでいろいろとあります。
写真の波釘は、釘の長さが9㎜、なみなみしている山の数が4つ、というお品です。
つまり、釘の長さが長くなれば、板に対して深く打つことができますし、山の数が増えれば横に幅広く板をつなぐことができます。
使い方
使い方は、いたってシンプル。
釘なので、金づちで打ち込んで板同士をつなぎます。
- 木材の木口(※)が打ちやすい
※木口(こぐち) : 木の切断面、切り口部分のこと - 打つときは、両端の左右どちらか一方から少しずつ打ち込む
写真のように、板の目に逆らって打とうとすると、釘が入りにくいんです。
それでも、打ち方や木の種類、場所によってはちゃんと入るので、つくるものの味として、わざと見えるところに波釘を打つのもかっこよいですよ(喜)。
ちなみにこちらは、ちゃんと木口に打ったのに木が割れてしまったところです(汗)。
こんなこともあるさ~。
写真のようすは、初めて波釘をつかったときのようす。
打ち方もまったくわからなかったので、がむしゃらに釘の真ん中を力任せに打ち付けた結果、割れてしまったのだと思われます。
板をつないだところ
ワンバイ材に波釘を打ったところです。
使った波釘のサイズは、12㎜×5山。
打ち方のコツがつかめると、あんなにうまくいかなかったのは何だったのかっていうくらいすんなり打つことができます。
このときは、奥行280㎜のシェルフをつくっていました。
1×6材(ワンバイシックス材)をつないでいます。
シェルフの棚板のように、木口が隠れるのであれば、ダボをつかったつなぎ方よりも簡単かもしれません。
1×2 19×38㎜ | 1×3 19×63㎜ | 1×4 19×89㎜ | 1×6 19×140㎜ | 1×8 19×184㎜ | 1×10 19×235㎜ | 1×12 19×280㎜ |
※ツーバイ材:厚みを38㎜として、以下ワンバイ材に同じ
波釘をつかう前の側板のようす。
ドリルガイドまでつかって実行したものの、見事に失敗。
失敗にがっかりしすぎて、失敗した時の写真が残ってないっていう。
この後、すごすごとダボを抜いて、波釘でつなぎました。
- 板にゆがみがあった可能性
- ゆがみに気がつかずに、マーカーポンチで印がついたところに穴を開けた結果、板の中心がズレた
これ以降、元気が出なくてダボ接ぎは封印したまま。
当時もいろいろと調べましたが、簡単!っていう紹介と、難しい!っという紹介とふたつに分かれてるんですよねぇ。
多分、集成材のような反りやゆがみのないようなものでやるといいのかもしれません。
波釘の外し方
波釘のいいところは、大きなサイズでなければ、取り外しができるところかもしれません。
以前のアパートで、ゴミ箱の目隠しにつかっていた板があります。
こちらも、ほどよく目隠しできる高さにするため、板を波釘でつないでいました。
使用したのは、一番最初にご紹介した9㎜×4山サイズの波釘です。
目隠しにしていただけなので、サイズは大きくありません。
長さにして、200㎜強。
片方の板の木口をトントンとげんのうや金づちなどでたたくと、
こんな風に外れてくれました。
あとは、残っている波釘をペンチなどで引き抜けば終了です。
抜き方にもよると思いますが、抜いた波釘はやっぱりちょっとゆがみます。
なので、普通の釘のように再利用はちょっと難しいかも。
一度お試しください♪
何かをつくろうと思ったとき、サイズに合わせて新しく材料を整えることも多いと思います。
そんなとき、波釘を思い出してみてください。
板をつなぐことで、サイズの大きい板材を買うよりもコストダウンができることがあります。
あおましいろの家には、出番待ちの廃材がたくさんあるので、あるものをつかってものをつくりたいときに、とっても重宝しています。
こんな風に、木口をつないでいる波釘が見えるのも、嫌いじゃありません☆
また、近々波釘をつかいたいところがあるので、つかった様子をご報告しますね。
ん~、実はちょっと難関あり。
お楽しみに~♪
▼あおましいろのお気に入り道具
最後まで読んでくださってありがとうございます。
よろしければ応援ぽちっとお願いします。
2022.11月~ にほんブログ村および人気ブログランキング参加カテゴリを変更しました。
今後ともよろしくお願いします。
にほんブログ村
ナチュラルライフランキング
下のボタンを押していただくと、各プラットホームにてあおましいろの新着情報を受け取っていただけます。
ご意見・ご感想、ご質問がありましたらお気軽にどうぞ。
いかす屋さんでした。