やっと一回、目標達成できたんじゃないかと……っ!


こんにちは。
あおましいろです。

今年になってからなのですが、自分観察手帳をつけています。

自分観察手帳とは

読んでその名のとおり、自分を観察して手帳に残してみる試みです。

付録の手帳に、自分の体調とメンタルについて観察したことを書いたカレンダー

個人的には今までしたことがない試みです。
これまでは、どちらかというと自分を過信していました。

「できて当たり前、できないのは怠けているから!」

一見、自分に厳しいようでいて、ただ単に自分のメンテナンスを怠ってきたんだなぁと気がついたのは、つい最近のこと。

そんなあおましいろが、手帳をつけようと思った一番の理由は、「メンタル不調のサインを見逃さないため」でした。

観察項目
  • 睡眠スコア
  • 体温
  • 天候、気温、室内温度、湿度
  • 気圧
  • メンタルサイン
  • 飲酒の有無

メンタルサインについては、普段感じることが多いものを、思いつく限りピックアップ。
朝、昼、夕と一日を分類して、記録しています。

そして、記録しながら気がついたのは、「メンタル不調のサインを見逃さないことで、家族に負担をかけたくない」という心の奥のもうひとつの思いでした。

メンタルサインには原因がある

自分の観察を続けていて、分かったことがあります。
それは、①~⑧には原因があるということ。
そして、その原因がそれぞれ何か、ということです。

メンタルの変調に左右されずに過ごそうと思うと、「原因」を押さえておくのとおかないのでは、行動にかなり差が出ることもわかりました。

あおましいろの場合、たやすく行動が荒れてしまうのです。

行動が荒れてしまう=八つ当たりをしてしまう

実は、子どもにあたることがあります。
それを、なんとかして、どうにかして、回避したくて。
行動が荒れる前に、メンタルの不調を察知して、不調の原因に対処したいのでした。


そして、原因を意識しておこうと思った理由はもうひとつあります。

過去、お医者さんにお世話になっていたときに、

「原因があって気持ちが動くのは、健全な反応だ」

と言われたことが、妙に腑に落ちたからです。
もちろん、不調の度合いにもよるとは思うのですが、この言葉を自分観察のめやすにしています。

今の気持ちは、何に反応しているのか。
原因が見つからない気持ちの動きがないか。

いずれにせよ、自分という対象を観察する、というスタンスは、自分との間にちょうどよく隙間ができて、冷静になれるような気がしています。

「⑧怒り」にてこずる

さて、①~⑧に至るまでに原因があることに気がついた、と言いましたが、つい最近までてこずっていたものがあります。

それが「⑧怒り」。

みなさまは、腹が立つことがありますか?
きっと、人間だもの、腹が立つことなんていくらでもありますよね。

あおましいろも、腹が立ちます。
わりと、結構な頻度で腹を立てています。
実は自分を観察するようになって、よく「怒り」を感じている自分がいることに気がつきました。

ところが、さらに観察していてわかったのは、「目の前のことに腹を立てるのが、へたくそ」な自分のこと。

単純に、ただ怒れないのなら、それもありなのかもしれませんが、悪いことに「思い出し怒り」というのをやってしまいます。

さらに悪いのは、思い出し怒りが「妄想怒り」に変化すること。

きっかけは日常の些細なことです。
「ん?今の気に入らないな」
で、すむことも多いのです。

ところが。
場合によっては、気がつくと洗濯物を干しながら「男性の家事育児は当事者意識が足りない!」と腹を立てていたり、食器洗いをしながら何の罪もない義弟に「お嫁ちゃんにもっと優しくしなさい!」と妄想で文句を言っていたりするのでした。

・・・妄想ですよ?
こうして書いてみて、改めてドン引く自分の生態。

しかも、際限がない。
いつまでもぶちぶちと文句を垂れて、憤って怒っているのです。

これが、たいそうな悪循環です。
そもそも、起こってもいないことに怒りが発展してしまうので、感情のやり場がないわけです。

ここまで来てしまうと、勝手に怒って、気分を損ねて、発散できないまま八つ当たり・・・(嗚呼)。

なにやってんだか。

「⑧怒り」の原因

勝手に怒って、勝手に不機嫌になって、八つ当たる・・・
これを幾度となく繰り返してきました。

情けなや。

その度に「やっちまった」と反省し、子どもらに謝り、「あなたたちのせいではなくて、母の問題なのです」と説明し・・・。

そしてやっと、何となく怒りの仕組みが見えてきたのでした。

怒りの仕組み

疲れた→休みたい→やることが残っている→休めない→助けてほしい→助けてくれない→怒り→不機嫌→八つ当たり

そう、ただ単に疲れているだけっていう・・・。

こうしてみると、なんじゃそりゃ、です。
でも、これってあおましいろにとっては、本当に大事なだいじな気づきでした。

そうか・・・わたし、つかれてたのかぁ・・・。

ちょっと呆然とするくらい、すごいことを見つけたような、反対に拍子抜けするような、そんな感覚でした。


と、いうことは、です。
自分が自分をちゃんと大事にできていないせいで、大事にしたい人たちを攻撃してしまうって・・・っ。

本末転倒もいいところです。

怒りを感じたらすること

怒りを感じたらすること

レベル1:「あ、今怒りを感じているな」と意識する
レベル2:自分をねぎらう
レベル3:疲れていることを自覚して、どこが疲れているか確認する
レベル4:聴覚を休ませる
レベル5:実際に休む

実は最近、この「怒り」がぶすぶすとくすぶる日々が続きました。
原因がわかるというのは、不思議なもので、それだけでちょっと楽になるような気がします。

例えば、やけにイライラするな、とか、ものすごくお腹がすいてちょっと不安になったり、というのも、「あ、生理前か」と気がつくと、すっと落ち着いたりするようなことです。
そんなこと、ありませんか?

そういう作用もあって、何とかかんとかこなしていたのですが、ある日のこと、楽しみにしていた予定がキャンセルになる、という事件が起きました。

そう、ただのキャンセルが、その時は「事件」だと思えたのです。
湧き上がったのは、ふわりとした落胆とどす黒く渦巻く「ないがしろにされた」怒りでした。

その瞬間にあおましいろが取った行動。
それは、「寝る」こと。

瞬間的に休むことを決めたあおましいろでしたが、実際に寝室で横になってはじめて、その選択が大正解だったと気がつきます。

横になって感じたのは、涙が出るほどの落胆、動けなくなるほどの落ち込みでした。
何もかもが思い通りにならないと思えるほど、悲観的な思いがあふれます。
それらと交錯するように、怒りがこみ上げる瞬間も。
30分だけ、と告げた休憩は、結局午前中いっぱいまで延びたのでした。

その効果

結局のところ、長期休暇の疲れが溜まっていたのだと思います。
休みの計画がなかなか立たず、不満もあったのかもしれません。
雨の音を聞きながら、ぽろぽろと泣き、うとうととしながら、当初の30分の宣言よりも自分の体の状態に素直になって休んだおかげで、昼には復調。

結果、心配をかけはしたものの、「不機嫌になって八つ当たりする」という、最悪の事態を避けることができたのでした。

怒りを感じたらすること、とその効果(1)

レベル1:「あ、今怒りを感じているな」と意識する
 →効果:怒り=疲れの図式が出来上がったことで、原因判明効果が働いて落ち着く。
     (※原因判明効果 「生理前か」と気づいて落ち着く etc)

レベル2:自分をねぎらう
 →効果:思い出し怒りに歯止めがかかり、妄想怒りに発展しない。

沸き起こる怒りの原因が疲れだとわかって以降、レベル1~2の繰り返しで、だいたいのところは対応できるようになってきました。

あ~、怒ってるね。
つかれてんのかな?
大丈夫、ちゃんとやることはできてるし、誰もあなたを責めてないし、あなたは自由よ。

ちなみにあおましいろの場合、自分へのねぎらいの言葉はこんな感じです。
自由よ、っていうWordの選び方(笑)。

怒りを感じたらすること、とその効果(2)

レベル3:疲れていることを自覚して、どこが疲れているか確認する
 →効果:観察効果(自分と自分の間に隙間ができて冷静になれること)で落ち着く。
     具体的に休む計画を立てることにつながる。することが明確になるので落ち着く。

レベル1~2では、ちょっと手ごわいな、っていうときは、レベル3へ移行です。

ん~、どうやら体が重たいようだ・・・眠い、気がする・・・?
そういえば睡眠スコアが悪かったから昼寝はしたけど、まだ足りないのか・・・。
じゃ、今夜は20:30には布団に入るべし(←極端に早めるやつ)

みたいなことです。
客観的になれる、ということと、ひとまずすることが決まる、というのはけっこうおススメです。

怒りを感じたらすること、とその効果(3)

レベル4:聴覚を休ませる
 →効果:身体的な疲れではない時に効果的。頭の中が忙しいときなど。
     ※具体例:耳栓、波の音や雨の音などの自然の音を聞く

レベル5:実際に休む
     =リーサルウエポン(前後の計画完全無視の強制終了)

以前にも少しご報告したのですが、気持ちが重たかったり、頭がざわつくなぁっていうときには、聴覚を休ませると楽になることがあります。

そして、最後の手段「寝る」。

”自分で自分をちゃんと食わせる”

「お探し物は図書室まで」というお話の中に、「自分で自分をちゃんと食わせる」という言葉が出てきます。

きちんと食べて、休んで、自分の世話をする。

前後の文脈を盛り込むと、こんな感じのニュアンスになると思います。

それまで自分をないがしろにしてきた主人公が、自分をきちんと食べさせてケアすることの大事さに気がつく内容でした。

あおましいろの場合も、そういうことなんだなぁ、と思います。



学生のころ、教えてもらったことで、年をとるごとに重みを増すことがあります。

「まずは、自分を大切にすること。そうでなければ、人もものも大切にはできません」

このブログのサブテーマである「人、もの、自分をいかす」という視点は、このことが元になっていたりします。


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
少しでも、どなたかの何かのヒントにならないかと思いつつ・・・。

いたずらに文章が長くなってしまっているような気もします。
精進するぞ!←

次回は、ものをいかすはずがうまくいかなかった・・・っていうご報告はどうでしょう←

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