個人的にはメリットを強く感じていますが、デメリットがないわけではなく。


こんにちは。

あおましいろです。



消滅型生ごみ処理機キエーロを開始して9カ月たちました。

前回、メリットと初期投資について書いてみました。

何ごともいいことばかりじゃないように、メリットだけということもないと思います。

キエーロのデメリットを探してみる

キエーロのデメリット
  • ただ捨てるよりもごみのあつかいに手間がかかる
    ごみをためておく手間
    ごみを選別する手間(分解しやすいごみとしにくいごみがあるため)
  • キエーロをあつかう手間
    土をひたすら混ぜる手間

初期投資を少なくはじめられて、維持コストもほとんどかからず、きちんと成果が出るキエーロ、だと思っていますが、デメリットというならば手間がかかること、かもしれません。

ごみをためておく手間

キャベツの外側や芯、じゃがいもやニンジンの皮などなど・・・。

ごみ箱にぽいぽい捨てていた頃に比べてひと手間がかかるのが、ごみをためておく手間です。

というのも、ある程度の量をまとめて黒土に埋める方が効率がいいから。

毎日出るごみを、毎日キエーロに入れられないわけではありません。

ただ、分解にはそれなりの時間が必要です。

毎日土を掘り起こすことで、分解途中の部分が黒土で覆い切れなくなってしまう可能性があります。

そうなると、においが出たり虫がわいてしまったりする原因になりかねません。

というわけで、分解が終わる頃合いを見計らいながら、ある程度の量までごみをためておくことになるのです。

  • 夏場:ごみをためるために冷蔵庫保存が必要になることも
  • 野菜くずがかさばる
    →小さい方が分解が早いこともあり、あつかいやすい程度にきざむのもよい

慣れてしまえばいいのかもしれませんが、あまり容量のいいほうではない、あおましいろ。

この辺の手間がしんどいなぁと思うことも出てきました。

対策
  • 野菜くずも調理中に一緒にきざんでしまう
    あとでまとめて~と思うと面倒なうえに夏場はすぐ傷んでしまうので
  • 野菜くずが出たら、さっさと野菜だしをとってしまう
    微生物は、新鮮で水分の多い野菜くずの分解は苦手
    さっさと火を通して、さらに水気をしぼってしまえば、かさが減り、かつ微生物が分解しやすくなる

なるべく長く続けたいので、無理はせず、いろんな工夫を試しています。

次は冷凍庫に入れてしまおうかと目論見中。

凍る→くずしやすくなる(きざまなくていい)→たたいてくずしてキエーロへ、とか、どうかなと。

凍ると野菜の細胞壁が壊れるとか聞いたこともあるので、微生物も分解しやすくなるのでは・・・(望)。

ごみを選別する手間

ひとえに微生物の力に頼るキエーロ

微生物の好き嫌いを把握するのも長く続けるコツのようです。

キエーロの好き嫌いを一覧表にしてくれている自治体ホームページもあるので、参考にしています。

といいつつ、すべてのごみを頼れるほど我が家のキエーロは大きくありません。
(22リットルの家庭菜園用プランターが我が家のキエーロ/前回参照)

なので、入れるものを決めてしまいました。

我が家の場合
  • 入れるのは野菜くず、米ぬか、コーヒーかす、お茶殻のみ
  • 野菜くずのなかで分解が苦手なものだけ把握しておく

微生物は廃油やラーメンスープ、肉の油部分なども好物なのだそうです。

これは意外でした。

ただ、スープや廃油をキエーロを使うタイミングまでためておくのって、なかなか難しい!

個人的にストレスになりそうだったので、今まで入れてみたことはありません(汗)。

肉については、使わない部分にしても、食べ残しにしても、どうしてもある程度のかたまりになりがち。

いくら好物でも野菜に比べると分解に時間がかかりました。

キエーロに、希望どおりのローテーションで動いてもらう←には、肉は我が家にはそぐわないと判断。

現在に至ります。

容量の大きいものを用意できるとか、台所から近い場所に設置できるなど、ご家庭の事情が許すなら、キエーロはもっともっと活躍してくれると思います。

ちなみに、我が家のキエーロ設置場所は二階ベランダ

生ごみと水と米ぬかのセットをトレイに乗せて、二階ベランダまで運んで埋めております(笑)。

土をひたすら混ぜる手間

何回微生物いうねん、という感じですが、まだ言います。

微生物とごみをしっかり混ぜ合わせると、分解が早くなることから、とにかくごみと土を混ぜます

まぜまくります。

そして、分解が終わった後も、土のかたまりになっているものをほぐすために混ぜます

とにかく、まぜるンデス←。

キエーロ 分解後の土のようす
キエーロ 分解後の土のようす

ごみは分解が終わると、白っぽい土のかたまりになります。

写真はちょっとくずしたところ。

98円のスコップでもって、ひたすらざくざく・・・。

まさかのできごと

さて、ここまで読んでくださったかたの中には、すでにキエーロどうかな・・・と思っている人もいるかもしれません。

そして、これからするご報告は、そんなかたをさらに増やす可能性が・・・。

先にお伝えしますと、昆虫が苦手なかたはこの項目は飛ばしてもらって、最後の応援ポチを押してやってください←。

つい先日のことでした。いつものように土を混ぜていたら・・・

もうね、本当にいつも通りに98円のスコップを振り回して土を混ぜておりました。

そしたら土のなかから出てきたよね。

・・・幼虫が。

そう、あの幼虫。

あおましいろはお利口なので写真は載せません。・・・撮ったけど←。

いえ、なんの幼虫かとにかく大急ぎで知りたかったので、旦那氏に送るために撮ったのですよ。・・・動画もね(怖)。

旦那氏いわく、「カナブンかな」とのことでした。

・・・ち、カブトムシじゃねーのかよ←。

まぁ、ね。

カブトムシの幼虫が、街なかの家のベランダのプランターの中にいるわけないんですよ。

・・・十数匹も(愕)。

掘れば掘るほど出てきて、スコップで分断しないことだけ祈りながら最後まで掘りました←。

ごみも埋めました←。

中断して、ふるいにかければよかったなぁ・・・と今頃思います。次、がんばる!



さて、調べてみると、たしかにカナブンである可能性は高そう。

キエーロを使っている他のかたのサイトにもカナブンのさなぎが見つかったという記事がありました。

はじめて知りましたが、カナブンは家庭菜園としては益虫なんだそうです。

あ~、益虫ならまあ・・・と思いかけて、反対に害虫であるところのコガネムシの幼虫がそっくりだという情報もゲット。

見分ける方法は、掘り出したときの幼虫の動き方しかないらしい・・・。

コガネムシはすぐ体制を整えてすばやく動いて、カナブンはもたもたしてるらしいんですけど。

・・・わかるかよ(悪)



幼虫に動揺しすぎて、ガラも悪くなるってもんです。



ワンチャン、身内のみなさん(特に男児のいるお宅)にカナブンの幼虫(らしきもの)いらんかね~と声をかけてみましたが、ダメでした。

仕方なく、・・・サニーレタスが終わった後土を入れたままにしていたプランターに引っ越していただきました(怖)。

殺生もできず、どうしていいか分からなくなっております。

どうか、気がつかないうちに羽化して、それぞれの道(できれば遠いところ)を歩んでくれるといいと思います。


なかなか衝撃的なできごとでありました・・・。

でもまぁ、まだキエーロやめたくなってはいないので、土をふるいにかけて、次はカナブン対策に蓋を考えてみようと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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