わたしは今日、何をいかすことができるだろう。


こんにちは。
あおましいろです。

このブログをつくろうと思った当時の気持ちをつづった記事であり、あおましいろの基礎部分だと思える考え方を残しています。
「生きていてもいい」と思えるように。
自分をいかすことができるように。

生きているだけでお金がかかる、と途方に暮れた日。

かつて、家事と育児と仕事を抱えきれなくなって、体調を崩したことがあります。
結果、休職の末に退職する道を選びました。
正職員としてフルタイムで働いていたのにもかかわらず、蓄えはなく、当然収入面での不安が残ります。
何度も見直した家計を改めて見直して、途方に暮れました。
どこか、何かを切り詰めたとしても、

「生きているだけで、こんなにお金がかかるのか」

と。
どこを振り絞っても何も出てこなくなった空っぽの心と体を持て余したあの日。

空っぽの心と体をどうすることもできず、家計は見て見ぬふりで、退職金を食いつぶしながら過ごし始めてしばし、DIYと出会います。

DIYしながら気がついたこと。

当時のあおましいろにとって、DIYは達成感を得るための貴重なツールでした。
家事に終わりはなく、育児の先は見えず、仕事は頓挫。
そんな、何の成果も意味もないように思えた自分の存在に、まがりなりにも「完成」という達成感を与えてくれたのがDIYだったのです。

たちまちDIYに夢中になったあおましいろですが、DIYをしていて気がついたことがあります。
それは、「作り方がわかれば、直し方がわかる」ということ。
言葉にすれば他愛のないことかもしれませんが、これはあおましいろにとっては、その後の暮らし方につながる、大事な気づきでした。

DIYだけでなく。

直し方がわかる、ということは、長く使えるということ。
傷んだのであれば修繕するし、サイズを変更したいのであれば、作り直せばいいのでした。
そうしてDIYをやっていてふと、これまでも同じようなことをしてきた自分にも気がついたのです。

サイズアウトした子ども服をリメイクしたパンツ
2015/10月 サイズアウトした子ども服をリメイクしたパンツ
大人のワンピースをリメイクした子ども用スカート
2015/8月 大人のワンピースをリメイクした子ども用スカート

「もう着ない」
「もう使わない」
でも、
「もったいなくて捨てられない」
もともと、ものを溜めてしまう性格ではあります。
それを、一歩踏み出して、リサイズやリメイクをするようになり始めたのは、子どもの成長に合わせて、ものが加速度的に増え始めた頃でした。

古くなった洋服を掃除に使ってから捨てる、というのは基本として、その前にもうひと工夫できないか。
考えた結果、パンツやスカートができあがります。

一時期は、トイレットペーパーの芯もペットボトルも、捨てる前に再利用できないか嘗め回すように眺めては悩み、ネットで方法を探し回るのが常でした。

あるものをいかす、という生き方。

今思うと、DIYで木工が楽しくなったことで少し迷子になった感もあります。
一時期は、木工で作ったものを販売しようと考えていたのです。
けれど、お世辞にもセンスがいいとは言えず、どう見ても素人クオリティの作品しかできあがらないあおましいろ。
「見た目のいい、きれいな作品」をつくりたいわけではないことに、ある時気がつきます。

さらに、「つくって買っていただけたとしても、その人の趣味や環境、生活スタイルが変われば不要になる」ことは、自分自身を振り返ってみれば嫌というほどわかります。
それでも、木工作品を売ろうと考えた末に、「どうせつくるなら、その人の希望に沿ったものでなければ意味がない」と思い始めるのですが、「オーダーを聞いてつくる木工」にまったく魅力を感じないことに、また気がつくのでした。

結局。
今、ここにあるものを使い切るということ。
今、目の前にある課題を、手持ちの武器で解決するということ。
あおましいろがやりたいのは、きっとそういうことなのだという気がしています。

今、ここにある「もの」が秘めているポテンシャルを活かして、自分の知恵と経験と体と時間を使い切って、生活を営むということ。
そうすることができてやっと、自分自身が「生きている」と思えるのかもしれません。

「生きているだけで、こんなにお金がかかるのか」
と途方に暮れたあの日の、空っぽだった心と体を埋めてやることができるのかもしれません。

たどり着いた場所。

思えば、DIYのはじまりすら「この隙間を収納にいかしたい」という思いからでした。
木工作品の販売、という道は寄り道だったかもしれません。
ただ、作品として完成させていく過程と達成感が、失っていたものを取り戻すことにつながったことは、まちがいありません。

加えて、自分でやってみる、ということに夢中になったおかげで、いろんなものの「仕組み」がわかるようになりました。

仕組みがわかれば、つくり方がわかります。
つくり方がわかれば、直し方がわかります。
つくることができれば、解体することができます。
解体することができれば、またいかすことができます。

木工だけでなく、料理でもそうです。
ゆずジャムのつくり方、梅干しのつくり方・・・。
日用品もそうです。
掃除につかえるものから、化粧品まで。

手元にあるものを使って、自分で何かをやってみようと思ったおかげで見えるようになったもの。
つくれるものはつくりたいな、と。
今、思っています。
どんどん買って消費する生活に、少し疲れているのかもしれません。

いかす暮らしを教えてください。

先日、とあるサイトで「商品が入っていた袋に、さらにごみを入れて捨てる」という活用方法を見ました。
例えば、食パンが入っていた袋に、生ごみを入れて捨てる、というようなことです。

恥ずかしながら、あおましいろ、目からうろこでした。
どうして思いつかなかったのか・・・っ!

・・・っ!

激しくもだえたネタです(笑)。
プレーンヨーグルトの容器を使って合わせダレやドレッシングをつくるという活用方法を見かけた時も激しくもだえました。
いっぱいあるのです、プレーンヨーグルトの空き容器・・・。

あおましいろあるある、「ものすごく語るのに、現実が追いつかないヤツ」。

意識を向けてみてはじめて、自分が何も知らなったということに気がつくことがあります。
今のあおましいろにとって、「あるものをいかす知恵」がそれです。

あるものをいかしたい。
自分がやりたいことが見えてきたような気がしている今、これからたくさんの知恵を集めていきたいと思っています。
たとえば、おばあちゃんの知恵のような。

もしよければ、みなさまのお知恵を分けてください。
せっかく教えていただいても、あおましいろが使いこなせないこともあるかもしれません。
それでも、たくさんの知恵を集めたいと思っています。
あおましいろが上手にいかせなかったとしても、子どもや孫や、これを読んでくださった方の生活をたくましく、力強く、しなやかなものにするお手伝いができたら。

そんなことを考えています。




最後まで読んでくださってありがとうございます。
これまでのDIY中心のブログを方向転換してみようと思った、きっかけのお話でした。

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あおましいろでした。